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・探偵の仕事の難しさ

現在、探偵社に入社して半年、研修を終えてから3ヶ月が経過した。

 

この間、先輩とともに日々さまざまな現場での調査に入り、経験を積んでいる最中であるが、

 

自身の知識と技量、経験が絶対的に足りず、その未熟さゆえに数え切れないほど失敗もしてきた。

 

現場に入れば入るほど、調査の回数を重ねるほどに、この探偵という仕事がいかに難しく、いかに奥深いかを痛感させられている。

 

 

この半年間の経験の中で感じた難しさを具体的に表現するとすれば、

①悟られてはならない難しさ

②相手の動きに対応する難しさ

③攻めるべき所と引くべき所の判断の難しさ

 

である。

 

なかでも、①については、探偵の仕事において外すことのできない命題であり、それゆえに最も苦労する

 

テーマのひとつであるといえる。

 

今更言うまでもないことであるが、探偵は「調査をしていること」を周囲に悟られてはならない。

 

対象者や対象者の関係者はもちろんの事、調査場所の近隣住民や通行人に至るまで、調査中であることが

 

露見しないよう細心の注意を払わなければならない。

 

実際に現場に入って調査を行うと、秘匿性を維持しながら調査を継続していくのは、そう簡単な事ではないと思い知らされるケースが多々ある。

 

 

分かりやすい例を挙げると、例えば、週末の住宅街で張り込みを行うようなケースである。

 

対象者の自宅が閑静な住宅街の中にあり、対象者の動きを張り込むには自宅そのものか、少なくとも

 

自宅に通じる路地を確認出来る位置で張り込まなければならないとする。

 

閑静な住宅街でご近所同士はお互いに顔馴染みであり、休日の為路地には子供たちと親御さんの往来も

 

頻繁にあるような状況下では、非常に張り込みがしづらく、たとえ短時間の張り込みでも近隣住民に警戒されてしまうおそれがある。

 

未成年者や幼児が被害者となるような連れ去りや殺人事件が大々的に報道され、人々の関心を集める時代に

 

おいて、「不審者」「不審車輛」に対する警戒心は強く、探偵にとってはそれが調査の障害となることがしばしばある。

 

 

時には近隣住民に不審者と判断され、警察に通報されるケースも少なくない。

 

また、対象者本人を徒歩や車輛で尾行する場合も、追尾の方法や距離感を誤ると、対象者に尾行を疑われたり、

 

最悪の場合完全に発覚してしまうおそれもある。

 

いったん警戒心を持ってしまった対象者の尾行を続けることは技術的にも難しく、また探偵業法の主旨に

 

照らしても、尾行を疑っている相手を追い続けることは違法行為となる可能性が高く、いずれにせよそれ

 

以上の尾行を継続できないという結果となってしまう。

 

もちろん探偵としてはそうした事態を招くことの無いよう、張り込みや尾行のスキルを高め、状況に応じた工夫を凝らさなければならない。

 

 

しかし今の自分はそのスキルを十分に体得できておらず、今後クリアしていくべき大きな課題であるといえる。

 

長期間にわたる調査であっても、秘匿性を維持し続けることのできる探偵を目指していかなければならない。


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