浮気・不倫調査ブログ
・「体力って必要だね」-4
前回、前々回と自転車が必要な現場で、時期と状況もあり困難である案件の紹介を致しました。
さて、今回は自転車が必要なのに自転車がない状況での調査員になります。
「夫が女性と連絡のやりとりをしていることが分かりました。
同じ職場の女性の可能性が高いですが、住んでいる場所もわかりません」との相談から調査になりました。
当日は、調査対象者が不倫している可能性が高い女性と海に行く約束をしている旨の情報を
依頼者様から受けての行動調査になりました。調査対象者宅から開始した本現場は、移動手段は徒歩と電車のみで、
タクシー等の利用はしたことがない情報から始まりました。
ということであれば、車輛は必須となるのが前提、もちろん不倫相手と接触した場合、自転車が無いとは限りません。
万全の準備をしつつ、我々調査員が不安なのは、どこの海に行くかということです。
悪くも県をまたぎ、人が密集する海岸に行くのであれば、当然シーズン中なので車輛も混雑に巻き込まれるでしょう。
タクシーや迎えの車輛が来ていたりしたら、最悪の事態になりかねません。
即座の対応が我々調査員に求められました。
不安は的中し、調査対象者は1人県をまたぎ、観光スポットでもある海岸へと電車を利用し訪れました。
どこに接触する人物はいるのだろうか、同じ電車で接触する人物はいなかったことを考えると現地に到着しているのだろうか?
と、改札をくぐった調査対象者を確認した調査員の背後から全力疾走して改札をくぐる30代女性。
まさかと思いましたが、まさかでした。
同じ電車の端の車輛から調査対象者の姿をみつけ駆け寄りました。
現地で待合せだったのですね。
さて、ここからです。海水浴を楽しむのであれば、水着もあるのでしょうか?
しかし、水着類を所持していない調査対象者達は、雑踏渦巻く海岸は少し散歩したのみで、近くの水族館へと足を運びました。
施設内での調査対象者達の行動も確認はするものの未だ状況証拠となる行動はすることなく、純粋に観覧を楽しんでいました。