浮気・不倫調査ブログ
・調査員の目線「張り込み」3
・ケース3・・・宿泊施設
さて、「張り込み」の目線についてまだ続きます。
宿泊施設といっても、ビジネスホテル、シティホテル、ラブホテル、旅館やカプセルホテル等が主に挙げられると思います。
ネットカフェやDVDボックス、漫画喫茶等もありますが、純粋に宿泊という意味合いで上記の張り込みをお伝えします。
先ず、ビジネスホテル、シティホテルはさほど大きく変わることは無いのですが、シティホテルの方がフロントで張り込めという状況がほとんどです。
大きいホテルになればなるほど、利用客も多いためか人物に紛れることが出来る為、
従業員関係者からの目もよほど長時間にならない限りは緩いことが多いので、
調査員もチェックイン、チェックアウトの状況証拠を確保できやすくなります。
ビジネスホテルは、サラリーマンが出張等に利用する場合が多いため、さほど広くは無く、
フロントは調査員にとって居づらい場所であることが多いのです。従業員関係者の目につく可能性がシティホテルより高いといえるでしょう。
その場合、ホテル外で対象者達を確認しなければならなくなり、チェックイン、チェックアウトの状況証拠がない分証拠能力が低くなってしまうかもしれません。
ラブホテルの張り込みは、休憩や宿泊の選択性で、人物の入れ替わりも多いため関係者がよく利用客の
使用車輛の確認や周辺の状況を確認しに表に出てくることもあり、人物によっては立ち去るよう理不尽に攻め立ててくる管理者もいます。
そうなると、証拠を押さえられる地点での張り込みが困難になる為、関係者の動きも観察していなければなりません。
旅館の張り込みは、敷居が高いイメージ、従業員が玄関で迎える、送り出す形式の物が多く、従業員関係者の確認する目も強くなってしまいます。
また、旅館は比較的広い敷地の中に宿泊施設が設けられている為、敷地内が私有地である以上、
不法侵入となってしまう確率が極めて高くなるのです。
日帰り、宿泊で駐車場の位置が異なる旅館もある為、車輛による張り込みや、閑散とした場所での張り込みは非常に困難になります。
調査対象者が確認出来るような張り込み位置を確保しつつ、関係者の目や反応を注意して観察しなければならないのです。
「張り込み」って大変なんですが、調査員としては難しい張り込みほどやる気が沸いてきます!