浮気・不倫調査ブログ
・矛盾-4
落ち着いたのでしょうか、ある路地から警戒行動をやめた調査対象者は、進行するスピードをやや早め、
進行していた位置ではなく、斜め右へと位置をずらしました。
その先には、5階建てのマンションがあり、観る限りオートロック等のセキュリティは無いようです。
別の調査員をマンションの玄関が確認出来る位置に配置させると、予想通り、
マンションに入っていく調査対象者。
フェイクの可能性もあるので、更に別の調査員を尾行出来る位置に待機させます。
3階の1室に入っていった調査対象者は、入る際に通りを一瞥して入っていきました。
部屋の特定は出来たので、別居先の可能性は高いですが、証拠固めの為、情報収集を行います。
マンションの構造を確認に向かった調査員は、調査対象者の警戒行動の意味を理解する、おかしな部分に気づきます。
入室した部屋の玄関前だけが砂埃等を払ってあるのです。
管理人が掃除したのであれば、その他部屋の玄関前にはなぜ砂埃がたまっており、
尚かつ、飛んで来ても残るような場所ではない玄関前に何枚かの折れ曲った落ち葉が落ちているのでしょうか?
一応、各階も確認したところ、砂埃は払っていませんが、落ち葉がない玄関前はいくつかありました。
やはり、他の調査会社が入っていた可能性が濃厚です。しかも、証拠を残していくとは何とも理解しがたいものがあります。
後日、同マンションからの調査を行い、調査対象者が40代女性と同居しており、部屋は調査対象者名義であることが判明しました。
別居先が判明した時点で依頼者様に状況も伝えた上で、他会社に依頼「していません」という即答における疑念から、
調査を踏まえての矛盾点も今後の調査の為打ち合わせをしたところ、「好きな人が出来た」という理由で急に出て行った
調査対象者の所在を調査するため、他の調査会社に依頼していたとお話いただきました。
警戒行動をみせた路地で追跡不可能になった報告以降、勤務先からの警戒を強く
尾行出来ないとのことで契約を解除したとのことでした。