浮気・不倫調査ブログ
・調査員のヒトリゴト-24
探偵が憂鬱になるのは、対象者を見失った時と夕方以降の繁華街での張り込みでしょうか。
対象者を見失っても諦めなければ再発見出来ますが(基本、探偵は諦めが悪い)、
依頼人には空白の時間が生じる事が申し訳なく思います。
繁華街での張り込みは、精神的に参ります。
探偵を行っていると、実際、プライベートで遊ぶ時間はあまりありません。
そんな中、対象者が繁華街の飲食店に入ると、張り込みを行います。
慢性的に遊び不足の探偵には、キツイ刺激なのですよね。
街中で張り込みを行うと、様々な人物が往来しているわけですが、この仕事を長く続けて
いると、今通り過ぎたカップルは、もしかしたら不倫カップルじゃ?と思う事もあります。
見分け方の方法はありません。ただただ、感覚です。(普通の夫婦だったら、ごめんなさい)
けど、高確率で当たっていると思います。
夫婦と不倫カップルでは、距離感が違う気がします。
感覚的なものでしかありませんから、何とも言えないのですが、違いは何かといわれると距離感だと思います。
ラブホテルの張り込みを行う際は、もう完全に分かりますね。
だって、中年カップルで平日の昼間にラブホテルに入るだけで、不倫カップルとしか思えませんよね。
白昼堂々とラブホテルに入る不倫カップルの思考を理解する事は出来ません。
依頼人は、浮気や不倫問題に毎日悩んでいるのです。
家族には仕事に行くと言い、実際は有給をとっていたり、シフトを変更していたりと、あの手この手を使い、接触します。
しかし、家族は対象者が仕事に行っていると思っていますので、お疲れ様と言いますし、
ご飯の用意もしているのです。
浮気や不倫をしている人は、そんな家族を裏切っている自覚がありません。
驚くほど、周りが見えていません。
正常の思考が出来ない状況になっていますので、家族に暴言を吐く行為や、こんな場所(自宅の近くや勤務先の近く等)で
接触するの?と言いたくなるような行為を平気で出来るようになります。
こうなる人は、完全に開き直っていますね。
だからこそ、甘い制裁だけじゃなく、しっかりと制裁を与えるためにも証拠が必要になるのです。