浮気・不倫調査ブログ
・調査員のヒトリゴト-29
探偵事務所での仕事は、基本は調査を行う事です。
調査といっても、色々な調査があります。
中でも多いのが、浮気・不倫調査です。
次いで多いのが盗聴発見調査でしょうか。
盗聴発見調査は、近年かなり多くなっている傾向があります。
それでも、盗聴器が世の中に流通している数と調査数は一致していません。
世に出回っている盗聴器の数は多いのですが、大半の方が自分は大丈夫と思っているのが
現状ですし、盗聴をされている方の意識の問題もあると思います。
危機感を持っている方がそれだけ少ない証拠なのです。
会社の情報等を知りたいがゆえに、浮気・不倫関係よりも、そういった場合に盗聴器が使
用されている事例が多いですので、心当たりがある場合は、対応が必要の可能性がありますね。
その他の調査は、行方調査、素行調査、ペット探しなど様々です。
探偵は、どの調査でも対応出来る様にならなくてはいけません。
浮気・不倫調査といっても、張り込みや尾行だけ行えばいいと思われがちですが、実際はそれだけではありません。
内偵調査や聞き込み調査など、様々な手法で行うのです。
どのような調査も一定の水準を満たさなければ、探偵としては認められません。
尾行の仕方も様々です。
徒歩尾行、車輛尾行でやり方は変わってきますし、対象者の動きに合わせて方法を変えなくてはいけません。
尾行の際の注意点は、距離感です。
自分なりの距離感を掴んでいると、見失う確率はぐかなり減らせます。
徒歩尾行も人の多い場所、少ない場所で距離感は変わりますし、見通しが良ければ、
それだけ対象者もこちらが見えやすい為、注意が必要です。
車輛尾行の場合は、距離感もそうですが、対象車輛だけでなく、周囲の交通状況をしっかりと把握しているのかも重要です。
進行方向の信号が変わるタイミング、右折・左折レーンの有無等、対象車輛だけを確認していると
対応出来なくなる事が多々起こります。
対象者が自転車に乗り走行する場合も、注意が必要です。
住宅地を走行されると、東西南北のどの方向へ向かっているのか判断出来なくなります。
方向感覚が分からなくなると、向かっている先に何があるのかと推測も出来ませんので、
しっかりと調査場所の地図を頭に入れておく必要があります。
様々な調査方法がありますが、しっかりと自分にあったやり方を見つければ、依頼者様の
希望に添える調査が出来るようになるのです。