浮気・不倫調査ブログ
・気持ちの整理②
先日は、男性の依頼者のお気持ちを切り替え方について、お話ししました。
さて今回は、女性の方が離婚される際に、どう考えていくべきか?ということについて解説します。
前回お伝えした通り、女性の方が現実的に考えることは得意のようです。
しかし、正直な感想は、「あと一歩だな」と思うことが多いです。
日本人の国民性なのかとは思いますが、約束をしたら安心してしまう方が殆ど。
でも、一番重要のは約束を守らせることです。
約束を守らなかった際のペナルティ。
破られる可能性が高い、無理な約束事なのか。
自分の主張は、もちろん大切なことです。
しかし、物事は相手が有っての話。
そう考えた場合に、どこで落としどころを見るのかも重要なのです。
自分では交渉できない。代理人(弁護士)を立てるべきか?
という質問に対しては、私は賛成です。
なぜかというと、彼らの考えに感情は2番手で常に落としどころを考えながら動いています。
最終的にこうなるであろう。と想像がつきながら動ければ無駄がないですよね。
依頼者の方は、当然ですが初めての出来事です。
どうしていいかが分からず、焦りが出てしまうでしょう。
自分で、動くにも限度があります。
私は、常々依頼者の方にお話しするのは、弁護士はアドバイザーと思いましょう。
最終的な判断をするのは、皆様。
では、どんな方法がいくつあって、その方法のメリットデメリットはどうなのか。
この説明が、上手い弁護士は信用できるのではないでしょうか?
皆さんも、納得して進められますよね。
話が逸れましたが、想定している内容のその先まで考えましょう。
分からないのであれば、分かる人間に相談しましょう。
なぜなら、離婚は気持ちでなく法的なルールが入り組んだ儀式なのですからね。
客観的に、無理なく実行できる(実行させられる)取り決めが、綺麗ではないでしょうか?
感情を具体化する能力が、試されるのかもしれません。
お気軽にご相談ください。