浮気・不倫調査ブログ
・調査員のヒトリゴト-14
15年前と現在では、調査手法もかなり変化が見られます。
まずは、ビデオカメラです。
私が調査員になりたての頃は、主なカメラは一眼レフカメラで、撮影をしておりました。
運転を行いながた、片手に一眼レフ、片手に無線機といった状態で調査をしていました。
そこから、ビデオカメラへと変わっていくのですが、その頃の画質と現在の画質では、
比べられないくらい物凄い進化を遂げています。
無線機も進化しており、現在の無線機は、耳に着用できるハンズフリータイプもあります。
又、当時は、携帯電話で調査員同士が連携をとってしまうと、通話料金が高くなるので、
無線機を用いる事が多かったですが、現在では、携帯電話も定額で料金を抑えることが出来る為、
無線機を使用しない調査員も増えているかも知れないです。
地図やカーナビもかなり便利になりました。
当時は、浮気調査を行い相手宅が判明しても、正確な住所が分からない場合、最寄りのコンビニエンスストアへ行き、
住宅地図を貸していただき、住所の確認を行っておりました。
(その最寄りのコンビニエンスストアへの距離も、かなり遠かった記憶があります)
今では、ネットに繋げばすぐに確認出来ます。
カーナビも、現在のようなものではなく、ある程度の時間使用すると、反応が止まったりすることはざらにありました。
現在のカーナビは、ほとんどそのような状態になる事はありませんし、渋滞情報を教えてくれたりもします。
カーナビが頼りならない為、助手席に座る人は、一眼レフで撮影を行いながら、膝には地図帳を広げ、
現在地を確認する状況でした。GPSの性能も格段に上がっています。
当初は、PHSを用いたGPSが主流でしたし、反応もイマイチ信用出来ないところがありま
した。
現在は、誤差があまり生じない上に、動き出した時間や停車する時間などを記録するなど、かなりの進化がみられます。
調査員としては、機械に頼らないで尾行を行えることが基本ですが、機械が進化し過ぎて
以前よりも楽になるのは良い事ですが、調査員のレベルが落ちてしまうのではないかと、たまに不安になったりもします。