浮気・不倫調査ブログ
探偵という仕事
探偵の仕事って、どんなものだと思いますか?
実際の探偵は推理で謎解きをするような仕事ではありません。
私も探偵業という業界に入るまでは、胡散臭い仕事だと思っていましたから。
現実の探偵の仕事は浮気調査や行方調査等、地道な証拠集めが必要な根気のいる仕事です。
証拠を集めるって、聞くだけ、見るだけでは簡単な感じがしますが、実際は辛いものです。
張り込み、尾行、撮影等を行い、収拾される証拠はご依頼者の今後を左右するものです。
張り込みは短時間もあれば、長時間、その土地や環境に合わせて気づかれないように溶け込まないと
いけないし、体力に関係なく、尾行では対象者に合わせなければなりません。
対象達が仮眠できる時間があっても、その時間に見失わないように、時には驚くほど長い時間
起きていないといけません。私も何度寝落ちしてしまったことか、苦い思い出もあります。
決まっていない対象達の行動を追ったり、確認したりする作業は、肉体的にも精神面にも
かなりのストレスを伴います。
ただ後を追って、撮影するって、実際に違法行為に位置付けられている行動をする対象者達に対しては、
大きなリスクを伴います。
また対象者だけでなく、周囲の人達にも最新の注意を払わなければなりません。
聞いた話ですが、実際に尾行や撮影がバレてしまい、対象者に警察を呼ばれて任意で連行されてしまう
ことがあった探偵もいたそうです。
実際に探偵の仕事をしてみると、「なめていた」という言葉が一番しっくりくるでしょう。
興味本位で探偵をやってみようといる人もいますが、そのほとんどが1ヶ月続けることが出来ず、
一日でやめてしまう人も多くいます。
探偵という仕事を長く続けることができる人は、どんな仕事でも続けることができるだなと思えるほど、
過酷な仕事だと感じました。
この仕事に関しては、10年以上やっているベテランでさえ、まだまだ一人前にはなれないというほど、
この仕事は難しいと言われています。
技術や経験、知識量をもつベテラン探偵が、日々、危険を感じていることを考えれば、私もまだまだ未熟です。
いつか先人達を超えることのできるような探偵になりたいですね。