浮気・不倫調査ブログ

『警戒』について

私達探偵は、様々な調査を経験します。
その中で、必ずと言っていいほど付き纏ってくるのが『警戒』になります。
 
警戒といっても様々な警戒があります。
 
振り向き、急な立ち止まり、Uターン、鏡越しに周囲の人物の確認等、
悪いことをしている、バレたくないという意識から様々な行動をとります。
 
また、対象者だけでなく近隣住民等にも気を付けなければいけないため、
対象者だけ気を付けていればよいというわけでもありません。
 
常日頃、対象者に警戒を与えないよう、または、最初からある警戒行動に
注意を払いますが、100%は、やはりありません。
 
調査を行った行く中で、相手に警戒をつけてしまうケースだってあります。
そういったケースは、対象者に対して、姿を見せることが1番の警戒に繋がります。
 
明らかに不自然な位置に立ち止まったり、同じエレベーターに何度も乗ったりと
日常ではありえないケースが続くと、どんな人でも警戒します。
 
その為、時間や場所によって尾行の距離感を考え、撮影の際も姿をなるべく見せないこと、
その場所に立ち止まっていても、自然になるように頭に入れて調査を行って行きます。
 
今では、自分で考え行動出来ますが、私が探偵の仕事に付いて1年間ぐらいは、
警戒心に対して余り意識せずに調査を行っていました。
 
結果、調査中に数多くの警戒を付けることをありました。
 
当時は結果を撮影することが優先になり、対象者だけでなく、近隣住民等警戒を付けてしまい、
後の調査をやりにくくしてしまうこと等、全く考えていませんでした。
 
調査を行っていく上で最も重要なのが初回の調査です。
元々対象者に警戒がなくても初回で警戒を付けてしまうと、その後調査がやりにくくなります。
 
結果として、重要な時に証拠を撮れる可能性が低くなります。
特に長時間契約の場合は、後に響いて来ます。
 
私がよく犯していた失敗は、初回から全て結果を出そうと、無理をしてしまうことでした。
 
短時間契約の場合は、状況により、無理をすることもありますが、契約のほとんどが、
1回で終わる調査ではなく、2回、3回と続いて行きます。
 
その後の調査のことを踏まえ初回で全ての結果を出そうとせずに、徐々に結果に
近づけることの大切さを学びました。

 


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