浮気・不倫調査ブログ
警戒しているのは
浮気調査を難航させる状況として、対象者の警戒が主に挙げられます。
私達調査員にとって、「警戒」という状況は常につきまとうものとして考えてよいもの
ですが、警戒の程度によって、大きく難易度が変わってきます。
私たちにとって第一に優先なのは、クライアントが求める証拠を掴むことです。
失敗は許されません、クライアントや親族の今後がかかってきます。
警戒行動がない、もしくは、全く警戒をしていない調査というものは、気を抜いてしまう
要因にもなります。
未熟な判断は、警戒のない調査であっても、「警戒心」を植え付けてしまう結果にも
なりかねません。
むしろ、浮気・不倫をしている対象者というのは警戒をしていて当然です。
しかし、その胸の内は大きく異なります。
配偶者にバレないと過信していたり、探偵の存在についてあまり知らない対象者は、
自分自身が調査の対象者になっていると思っていません。
あくまでも、周囲の知っている人に見られたり怪しまれることに対して警戒している
ことになります。
しかし、不貞という証拠を掴まれることで、自分自身に大きな損害があったり、
配偶者に見つかることに対して警戒している対象者は行動が異なります。
私の調査経験上の多くは、そのような追われているかもしれないという認識がある
対象者は周囲の人間も巻き込みます。
”怪しい人に付きまとわれている、助けてほしい”といった言葉さえあれば、
有人や同僚、知人であれば、良心から逃れることはできません。
その結果、対象者に利用されることになるわけですが、目が多くなるということは、
調査員が視界に入ってしまうリスクが各段に上がります。
調査員ということを悟られないように、一般人に紛れ込むことは調査の基本ですが、
異なる人の目は、通常の認識を超えてしまうこともあります。
日常の不自然に気付くといった方が正しいのかもしれません。
また、対象者自身がそのような眼を持っていた場合、日常ではない人は記憶し、
行動する人であれば、声を掛けてくることもあります。
いくら調査技術が優れていても、対象者の記憶に残ってしまえば、調査の継続は
非常に困難になるのです。
結果、クライアントにとって大きな損失になってしまうこともあるわけです。
私達は常に警戒の可能性、警戒を与えないことを最優先に行動しますが、
それは対象者に向けてだけではないことも念頭に置かなければなりません。