浮気・不倫調査ブログ
姿を消した理由
私達が受ける調査は、浮気や不倫調査だけではありません。
家出・失踪人を探すことも多々あります。
今回のお話は、家出・失踪というわけではありませんが、行方調査に類する調査です。
依頼人は50代の男性。
ご依頼の内容は1ヶ月前に家からいなくなった娘(以降、本人)を捜してほしいというものでした。
なぜ、1か月も放置していたのでしょうか・・・。
というのも、本人は以前ホストにはまっていたことがあり、その時も連絡がなく、
その男性の自宅にいたということです。
その時は連絡が取れていたらしいですが、今回も同じだろうと思い、その内帰ってくるだろうと
思っていたらしいのです。
早速、私達は依頼人から本人の情報を受け取り、おおよその地域を割り出した後、
聞き込みを行うことになりました。
本人が確認出来そうな場所に、順を追って聞き込みを行っていたところ、運が良いことにスーパーで
買物をしている本人を発見することが出来ました。
夕食の買い物でしょうか、1人分の量ではないところからすると、住んでいる場所はさほど遠くなく、
誰かと住んでいることは間違いありませんでした。
本人を尾行すると、町営のアパートの1室に入っていきました。
しばらく張り込みをしていると、若い男性が現れ、その1室に入っていきました。
その日の調査は終了し、翌日から本人と男性の行動をみることになったのですが、前日の調査では
見られなかったマタニティマークを本人が着けていたのです。
本人とその男性は車で産婦人科へ行きました。
本人が突然行方をくらました理由がここです。
察するに、男性との間に子供ができた本人は、これまでの経緯から両親に相談することを恐れ、
だまって男性と暮らすことを選んだのだと思いました。
実際、その通りではありましたが、本人達は何とも良いカップルで幸せそうな雰囲気でした。
状況を全て依頼者へと報告した私達の調査は終了となりました。
後日、依頼人はアパートを訪れ、本人達と話し合い、2人の交際を認めたようです。
もちろん、そのまま本人は男性と暮らすことになったそうですが、実家に帰っているようです。
様々な理由があって姿を消してしまう方がいますが、今回は最悪なケースではなく、
双方が納得する形になってよかったと思います。