浮気・不倫調査ブログ

・調査員の目線「張り込み」1

プロの調査員の目線についてお話ししましょう。今回は「張り込み編」です。

 

我々調査員が行う調査手法「張り込み」とはどんなものなのか??

 

よくドラマやアニメであんパンや牛乳を飲みながら行う「張り込み」のイメージがあるかと思いますが、そんな生易しいものではありません。

 

フィクションの世界で写るのは、まわりに余計な物が一切ない、対象だけを写した画です。

 

しかし、我々調査員は周りの様子や変化、それこそ物音や足音でさえ注意を払い、気配に敏感になります。

 

 

というより、そこまで気を使う手法なのです。休憩時間ではありません。

 

・ケース1・・・周辺が住宅地

 

この場合、対象者がいつ、どこから出てくるのかという情報があれば楽なのですが、そのような状況は多くありません。

 

いつ出てくるのか分からない場合、長時間張り込みを行わなければならない場合も多々あります。

 

一軒家であれば玄関や敷地出入口、マンションなどの集合住宅であれば対象宅の玄関や各出入口が見えていれば補足できる可能性は高いですが、

 

立地上、知らない人や車輛が長時間にわたり居座り続ければ、居住者にとっては恐怖や不安でしかありません。

 

その場合、通過する地点や予測される場所に調査員を配置し、対象の補足をしなければなりません。

 

また、マンション等であれば、どの程度の人物が対象者を含め出入りするか不明です。補足した人物は本当に調査対象者なのか、人物を確認する能力や経験が必要になります。

 

対象者を知っている人にとっては変わらないその人でしかありませんが、初めて見る人は似たような人物でも対象者と感じてしまいます。

 

調査員の人物を見る目は、観る目、つまり観察によって表情だけでなく背格好や振る舞い等の印象で対象者と判断することも多いのです。

 

さて、気を使うべきはそれだけではありません。

 

住宅地であれば何が気になるか、扉や窓のちょっとした開閉音で居住する人物の存在を、

 

足音で人物の接近を、開いてなかった冊子が開いていたりカーテンが少し開いているだけでも周辺住宅の人物の居住状況を確認出来ます。

 

我々調査員が不審者として確認されるのではないかなどの状況も視野に入れつつ、依頼者や周辺の人物に迷惑がかからないよう気を使わなければなりません。


調査員の目線「張り込み」2につづく

 

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