浮気・不倫調査ブログ

・調査員の目線「張り込み」2

・ケース2・・・オフィスビル

 

ケース1では、周辺が住宅地である場合についてお話ししました。

 

では、対象者勤務先がオフィスビルであったらどうでしょうか。

 

対象者が必ず確認出来ると思いますか?複数存在する出入口から、もちろん関係者の出入りもあれば、

 

営業や他会社の人物の出入りもあります。

 

エレベーターが複数あればどのエレベーターを使用するかわかりません。

 

 

業務用のエレベーターや地下駐車場行きのエレベーターがあるかもしれません。

 

 

セキュリティゲートはオフィスロビーにのみあるでしょうか?駅に直結する通路側にもセキュリティゲートがあるかもしれません。

 

 

時間外だとセキュリティゲートではなく防災センターなどの警備員管理の出入口もあるかもしれません。

 

そして、出てくる場所が特定されていても、何人、何十人、何百人と出てくるようなビルでは、

 

一斉に出てくる人物の中から対象者1名を補足しなければ調査にすらなりません。

 

また、ゲートやエレベーターを利用してくる人物の顔だけで対象者が分かるでしょうか、そもそもまじまじと確認出来る場所でしょうか?

 

ここでも所持品や身に着けているもの、歩き方や髪型、雰囲気等の情報から経験と観察を用いて、

 

調査対象者と判断しなければなりません。

 

退勤時間が過ぎれば、業務終了に伴い、利用する出入口は次々と閉鎖され、

 

使用する出入口がかわることになり、警備の状況も変化していきます。

 

その都度、状況を観察して、「張り込み」のやり方や配置を変えていかなければなりません。

 

悠長に段取りするわけではなく、その間に調査対象者が出て来ないように、

 

瞬時に判断していかなければならず、情報がない状況で時間だけが過ぎていけば、我々調査員にとっては不安しか脳裏に過りません。

 

・もしかして、見落とした出入口があったのでは?
・もしかして、調査対象者を見逃した?
・もしかして、調査開始前に出られた?

 

等々です。

 

「張り込み」は難しいが故、現場ではもちろんですが、調査前や開始前に十分に情報を収集し、下見を行った上で調査に臨んでいるのです。


⇒調査員の目線「張り込み」3につづく

 

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