浮気・不倫調査ブログ
・「ちょっとまて!」①
依頼者から頂く情報は、我々調査員にとって貴重な材料になりますが、
その情報が依頼者についた嘘の情報かもしれません。
不明確な情報はもとより、正確な情報ほど疑ってかかるのがプロの調査員、性格や行動、
雰囲気や仕草から次の情報を読み取る能力も自然と研鑽されていきます。
しかし、どんな優秀な調査員であっても予期せぬ状況は多々あるのも事実です。
ほとんど建物内にこもっている調査対象者達から情報を得るのは
非常に難しいところがあります。
今回は、ある現場から上記について紐解いていきたいと思います。
「妻の連絡のやり取りをみたら、男との旅行の約束をしているようだった。
不倫をしていることは確実で、宿泊する場所も相手の知り合いのコテージを借りるらしい。
翌日は仕事だから朝には出てくると思うので調査をしてほしい」との
相談ありで調査を行うこととなった。
当人同士のやりとりで、現地に来るという情報が確定している以上、
信じるべき情報であることは明白である。
またとない機会のはずなのにわざわざ場所を偽る必要もないだろうと、
判明しているコテージが所在する情報地より開始する。
調査対象者が来る前に余裕をももって現地に到着した我々は、下見作業を開始する。
宿泊するということが前提にあるならば、撮影できるポイントや
様々行動に対処できる位置を確認しておかなければならない。
特に、コテージという状況は、周辺は草木が多く、街灯はもちろんない。
明かりはコテージ内の照明だけだと思ってよい状況で、天候や動物などの存在、
第三者となる人物が来る場所なのか等、色々な状況を想定する必要があるのです。
来たものを撮影するというのは非常に困難だという状況をどうするかも必要な能力だといえます。
もろもろの状況を把握した調査員は、配置について待ち構えます。
調査対象者車輛ではなく、情報にはない車輛が現れました。
想定内です、もちろん街中から離れた場所といえば交通手段は車輛になり、
不倫男性が車輛を持っていないわけはない、注意するならレンタカーも
使用するだろうと踏むのは当然というところです。