浮気・不倫調査ブログ

・W不倫の考え方

依頼者の方で、配偶者の浮気相手も既婚者。W不倫状態の方がいます。

 

勿論、調査を行った上で、不貞行為を立証してからの悩みですから、調査は決行します。

 

さて、証拠も取ったし相手方に責任を取ってほしい。

ここで、依頼者の方は、決断を迫られます。

 

自分が慰謝料請求をすれば、相手方の配偶者にも同じことをされるのでは?

 

答えは、請求される可能性があります。

 

これは、先方の権利ですから侵害することはできませんね。

 

 

夫の浮気と仮定します。

依頼者は奥様。

 

 

慰謝料請求のベクトルは、

奥様→夫

奥様→浮気相手

 

 

同じる様に

浮気相手の夫は

浮気相手の夫→妻

浮気相手の夫→浮気相手(こちら側の夫」

 

と上記のようになります。

稀に、既婚と知らずに独身女性が付き合ってしまい、求償権を行使するパターンもありますが、それは後ほど説明します。

 

 

被害者を受けた人間が、加害者2名に対して行動する。という図になります。

 

皆さんが悩むのは、離婚しない以上は、家庭に対して損害を被ることになるので損をした気になるところですね。

 

お気持ちは、その通りです。

お財布が一つなら、名義が違えで同じことです。

 

 

しかし、名義が。というところがポイントです。

請求せず、穏便に済ませたとしても、先方が請求しないとは限りません。

また、いやな仮定ですが、将来的に離婚しないとも限らないのです。

 

 

日本時特有の大事にしたくない。信用での約束事。これが大いに将来損失を出します。

 

修復したとして、成人が過失を起こした以上は、責務を負うのは必然。

 

ならば、取る取らないは個人の自由です。

 

今は要らなくても、将来欲しくなった時に、制約があれば改めて動くことが可能です。

 

 

依頼者の方は、修復したい一心で、加害者に気を使いすぎではと常々感じます。

 

加害者の反省があっての修復です。その為には、けじめや決まり事は、きっちりすること。

 

私は、聞かれれば、そのようにアドバイスしております。

 

 

慰謝料は、お金で有って、お金以上にケジメという大人のルールなのです。

 

ルールを無視して良いのであれば、不貞には過敏に反応するのはなぜでしょう?

 

自尊心を傷つけられたからですか?

 

 

社会はルールに満ちています。

親しい間柄だからこそ、ルールを見つめ直しリセットする機会を、本件に見出しては如何でしょうか?


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