浮気・不倫調査ブログ
・内偵者-1
浮気や不倫調査に係る行動、素行調査をするに当たり、我々調査員は実地での調査、
追跡や追跡から得られる情報から証拠の積み重ねをしていくことが基本ですが、「内偵」という手法も存在します。
調査対象者の行動が不規則、依頼者様自身も情報をほとんどもっていないような状況では、
連日の調査をして穴を埋めていくことが望ましいです。
しかしが、この方法は依頼者様に負担がかかる為、あまり望ましくありません。
それでは、判明している情報から、出来るだけの行動や習慣、もしくは不倫関係にある人物への接触で確認したい、
得たい情報が収集出来れば行動調査をより円滑に出来る突破口となるでしょう。
その一手段として「内偵」が上げられますが、もちろん内偵調査から得られる情報は多岐にわたります。
「内偵」において重要な部分は、欲しい情報をどこまで引き出せるかですが、不用意に欲しい情報を
つついても不信感を抱かせるだけです。
不信感は発覚への一因、加えて調査対象者や関係者への警戒や依頼者様へ不要な圧力をかけてしまう
望ましくない状況になってしまうかもしれません。
つまり「内偵」を行える人物は個性が強い人で良い訳ではありません。
営業に向いている人が「内偵」に向いているわけでもありません。
周囲の人物や所持しているものを出来るだけ早く観察して、必要な人物になりきれる演技力と聞く力
ではなく話させる技術をもっていなければ「内偵」は充分な情報が得られません。
情報を引き出す第一は相手や周りの人物から「信用」を得ること。
何といっても、初対面の人と話をする訳です。
警戒心の強い日本人は、アメリカ人の様に、へい!元気?とは軽く知らない人とコミュニケーションをとることはしません。
積極的な言動は、相手に対し不信感や不快感を与えてしまうかもしれません。
だからこそ、演技力が必要なのです。
そして空気を読める力!周りの空気に即座に対応し、順応出来る人物でなければ内偵は難しいのです。