浮気・不倫調査ブログ
・バッティング-2
当日9時に外出する情報の調査対象者。
依頼者である妻に申告している訳ではなく、毎週の休日出勤時間が当時刻との情報から、前後30分を見積もっての体制。
毎週のルーティーンと化している為か、依頼者の情報通りに外出した調査対象者であった。
さて、どこで不倫女性と接触するのかと追跡していたところ、調査対象者は申告通り、勤務先が内在するビルへと出勤。
夜間・休日通用口を使用しているあたり、その後の外出もここからであることは濃厚であるが、想定される事態が分けられる。
1.休日出勤で帰宅する可能性もある
2.出勤していると依頼者へのアリバイ作り
3.不倫女性の都合による待機時間
4.警戒行動
どちらにしても、2もしくは4の場合が想定される以上、周囲に注意した尾行が必要となってくる。
依頼者の行動に問題が無い、情報が確かな以上、他のところに警戒がある可能性もあるのは確かな状況になってきました。
休日ということもあり、往来する人少なめな状況下から2時間後、ちょうど昼時ですが、
調査対象者が急ぎ足で退勤することを確認した調査員は、不測の事態も予想し、調査対象者との間隔、
調査員同士の間隔を有事の対応に備えて調整しつつ追跡をする。
駅や繁華街からも近いテナントビルで30代女性と接触した調査対象者。
しかし、ここで疑問なのは、調査対象者の緩い表情に対して、女性は少し強ばったような表情。
そして、待機していた場所が、確認しやすい通りに面した場所ではなく、ビルの陰だということ。
これは警戒の可能性が濃厚となったのだが、女性側が警戒行動をとるということは、既婚者だろうか、
それとも調査対象者が既婚者だと知っていての行動だろうか。
我々調査員としては、既婚者の線が濃厚である。
落ち着きはあるものの、お洒落をしてきましたこの日の為にと言わんばかりの雰囲気に、そう感じざるを得ません。
一通り、周囲を確認した女性は、調査対象者と腕を組み、繁華街の方へと足を進める。
すると、物陰から出た対象者達が確認出来る物陰から2人の男性が現れる。