浮気・不倫調査ブログ
・バッティング-5
他会社の調査発覚からその後。
視界で認識出来る限り、調査員と思わしき人物は周辺にはいない状況を確認した我々調査員に残る不安材料は、
1.警戒が解けているか
2.追われている印象が深まり警戒が強くなっていないか
3.離別して帰宅するのではないか
4.今後接触を特定する日が不確定になるのでは
どちらにしても、調査対象者達が接触している今がある以上、次にかけることは困難になるのである。
これまで視認されていない状況である我々調査員は、追跡する人員を変えることなく、尾行を行うと、
調査対象者達は女性ものの下着売場へと足を運んでいく。
我々調査員にとって、女性がどれだけ貴重なものかおわかりいただけるだろうかとも思える状況ですが、ここは腕の魅せどころです。
警戒行動か単なるショッピングかに分かれる以上、この場所にいる必要は無いのです。
状況証拠も抑えたいところですが、結果を得られる日が限られてくる可能性がある以上、無理をすることは得策ではありません。
上下階に通ずる場所で張り込みをする調査員達。
何も購入すること無く、下の階に現れ下る調査対象者達は笑を浮かべながら手を繋ぎ、キスをする等の行動を見せ始める。
状況証拠を出し始めたということは、追跡する人はすくなくとも今はいないという結論にいたったのでしょう。
ここまでが警戒だとすれば、この先の目的地は確認されたくない場所になることは明白です。
つまりは、ラブホテルへと足を運ぶでしょう。
なにせ、ホテル街が直ぐ近くです。
調査員達の予想は的中し、密集するラブホテルの一店舗へとスムーズに足を運んだ調査対象者達。
入店先を迷わない以上、このホテルが行きつけなのは濃厚である。
分析と技術の介もあり、後の調査では同ホテルでの数度に渡る証拠が抑えられました。
数度に渡ったのは、調査対象者がある程度の社会的地位を持っていたということにあります。
優秀な人材をしのぐ程の証拠の積み重ねが必要だったのです。