浮気・不倫調査ブログ
・ギラギラ30時間とちょっと-1
調査員にとって必要な能力として、集中力と体力のペース配分がある。
人間の集中力なんて何時間持つものでもないし、体力も緊張状態が続けば異常な速さで低下していく。
熟練された調査員であっても、一般人と大きくは変わらない、スーパーマンでもない以上、
職務を遂行する上での効率的かつ成果を見込める調整も必要な能力である。
異種アスリートなのかもしれないですね、、、
バランスの取れた調整は大きな成果を生むが、達成後は多大なる疲労が襲ってくるのは調査員にとってはあるあるなのである。
さて、ここでご紹介するのは、行動調査からの浮気調査です。
「旦那が不倫している可能性がある。夜からサーフィンをしにいくといっている。車の中に使用済みの
コンドームが捨てられていることがあった。」という相談から始まった。
調査対象者の不倫女性がどこに住んでいて、誰なのか、依頼者が知っている人物なのか、
どこで出会ったのかも分からず、当日夜から翌朝サーフィンするために外出するという情報しかない。
もちろん、どこの海にサーフィンをしに行くのかも不明であれば、本当にサーフィンをするのかさえ不明なのである。
調査員としては、大きく技術力を求められる調査となることは間違いない。
サーフィンをするのであれば、ボードは自分の物を使用するであろうし、夜間移動するのであれば、
車輛は確実、乗り換える可能性もあれば、ほとんど車輛が走らない時間帯を追跡していかなければならないのだ。
開始場所は調査対象者居住宅。
調査対象者使用車輛は、シャッターの中に駐車されている為、特徴の確認をする下見情報が割かれる。
夜間尾行していくにあたっては、テールランプや形状から、調査対象者に判明しないような距離での尾行になる為、
車輛の下見情報も必要なのである。同じ形状の車輛が並走しない確率もないわけではないのだ。
調査員は1~2時間前には本現場に現着している。
「夜外出する」という不明確な情報では、何時に外出するまで特定できない為、調査対象者の気分次第で外出される可能性もある。
調査対象者が在宅中であるという情報を得た調査員は、配置につき調査開始とする。