浮気・不倫調査ブログ
・新人体験-1
研修明けてからすぐの現場でした。
案件は「妻の浮気調査」で、不倫男性の情報も無し。
不倫を裏付ける情報としては、調査対象者である妻のLINEのやり取りの中で、
食事に行く約束を男性としているものをたまたま依頼者様が見たことからの調査依頼でした。
研修生ではなく、一人の調査員として初めての現場。
研修中はほとんど先輩方に指示を出してもらっていただけに、担当者に状況の
連絡のやり取りも自分でやらなければならない。
開始場所である現場に2時間程前に到着し、下見を開始する。
早すぎるかもしれませんが、現場はオフィスビルが密集しており、調査対象者
が勤務しているビルも高層階ビルで各所に出入口が設けられており、マップ上
だけでは情報が曖昧であったからである。
下見を開始すると、見落としそうな場所、車輛に乗られてしまいそうな場所や
交通機関に近い出入口や夜間の通用口、張り込みできそうな場所等、ありとあらゆるものを何度も確認。
やりすぎかもしれませんが、担当者に現場状況を伝え、調査員を配置するのに
穴がないか敏感になっていたころです。
調査を開始し、一点を集中して観ていることを注意される。
我々調査員はどんな対応でもとれるように、広い視野で周囲を観察も同時にし
なければならない基本的なことを忘れてしまっていたのです。
調査対象者が退勤する確率の高い場所で張り込んでいたものの、駅直結の通路に姿を現した調査対象者。
確認した調査員から連絡をもらい、ダッシュで調査対象者がいる場所へと向かう。
もちろん退勤時間なので帰宅ラッシュのその他人物が行く手を遮る。
しかし、ここでも周りをよく観察しているベテランの調査員は駅前の道を最短
ルートで、人の流れや交通機関の流れをみてスイスイと調査対象者がいるところへと進めていく。
調査対象者がいる場所に到着したが、当人が確認出来ない。相当視野が狭くなっているのですね。
調査対象者がいたのは目の前の自動券売機の前。ベテラン調査員はすぐに気づいていました。
やっと研修が明けたのにと悔しい思いでいっぱいでしたが、目的は調査対象者の行動調査です。