浮気・不倫調査ブログ
・新人体験-2
調査対象者を確認し、追跡を開始する。
改札をくぐった調査対象者はホームへと向かう。
さとられまいと少し距離を開けて尾行していたのですが、ベテラン調査員が後から駆け足で背中を叩き一言「乗り遅れるぞ」と。
電光掲示板を見落としていました。
調査対象者が向かっているホームの先発の電車はすでに停車しており、残り1分で出発する状況だったのです。
案の定、調査対象者も上り階段で駆け足になり、駆け込み乗車しました。
当初の距離を保っていたら、乗り遅れて調査対象者を見逃していたところです。
とある駅で下車した調査対象者は、駅構内で待機する30代男性と接触する。
接触した瞬間にキスをする調査対象者達の姿を収めることが出来なかったのですが、ベテラン調査員はしっかりと収めていました。
新人とベテランの差ですね、余裕があり、周りを注意深く観察しているので、
待っている男性の姿をあらかじめキャッチしていました。
調査対象者達は、夜の繁華街へと足を進め、その姿を収めようとするも雑踏の中でなかなか撮影が追い付かず、
しかし、隣の玄人は着々と画像を収めていく。
あるテナントビルの飲食店に入る調査対象者達をそのまま店前まで追跡するベテラン調査員。
当時は飲食店に通ずるエレベーターで停止階のみを確認し、追跡をやめた。
しかし、その後、危険性を指導される。
ビルに入る前に構造を確認したベテラン調査員は、構造上、隣のビルに直結しており、
他に出入口がある可能性を予期していたようだ。
たしかに、逆側にビルの出入口が設けられており、入った店はどちらの出入口も利用できる場所に内在していた。
現場ごとに気づくことが1あれば10気づくベテラン勢は本当にすごいなと思ったことを覚えています。
2時間後、事前に確認していた逆の出入口からビルを後にした調査対象者達は、ラブホテル街へと足を進めていく。
当時は不倫の証拠を掴める絶好の機会であったものの、調査対象者達や周辺に
往来している人物達に警戒されないようにとどこか不安を抱えていたままの追跡になっていた。