浮気・不倫調査ブログ

・調査員のヒトリゴト-27

駅付近で、対象者が女性と接触する。

 

女性の撮影を行っていると、二手に分かれていたM君が僕に背後に来て一言。

 

「同じビルから出てきた女性ですね」と。

 

なるほど。同じ勤務先の可能性が上がりましたね。

 

実際、浮気や不倫調査を行っていると、相手が同じ勤務先というのは多いです。

 

やはりというべきか、そもそも、結婚していると、新たな出会いは滅多にないですからね。

 

接触した際の相手女性の顔や仕草も、探偵は見逃しません。

 

この二人はどういった関係なのか?二人の距離感などで推測を行います。

 

肉体関係はまだなのかな?もう肉体関係はありますね。等の推測です。

 

勤務先が近くにあるせいか、手を繋いだりはしません。

 

2人は、適度な距離感で歩いて行きます。

 

もし同僚に見られても、怪しまれない絶妙な距離感ですね。

 

(二人でいるだけで十分怪しいのですが…)

 

歩き出してからは、二人は迷わずに飲食店に入って行きました。

 

予約していたのか、行きつけのお店なのか。

 

もし、行きつけならば、この二人の関係はある程度長い期間であると推測できます。

 

店舗を張り込む際の注意点としては、必ず、出入口が何カ所存在するのかをしっかりと確認しなくてはいけません。

 

出入口を確認していなかった為、なかなか出て来なくて、店内を確認しに行くともう一つ

 

出入口があるのを発見というのは、探偵あるあるです。

 

小さな店舗でも、出入口が複数あったりします。

 

こんな小さな店だから、出入口はここだけだろうと確認を怠っていると、痛い目にあいます。

 

この仕事には、失敗で許される事はありません。

 

時間が巻き戻らないのと同じように、対象者が次回も同じように接触して不貞行為を行うかは分からないからです。

 

証拠をとる事の重要性は、調査員なら誰しもが分かっています。

 

依頼人は失敗と受け取ると思いますが、次回へ繋がる為の中断はアリだと思います。

 

無茶して調査が発覚するよりは、ある程度の動きが分かった場合は待ち受け等作戦を変えて出来るからです。

 

対象者1人1人、動きは違いますし、個人の癖があります。

 

そのような動きを覚える事が出来れば、調査中の組み立ても楽になるのです。


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