浮気・不倫調査ブログ
・新人研修体験-1
探偵という自分の知らない未知の世界を初めて目の当たりにした一日でした。
現場内容は、浮気調査で判明した相手人物の素行調査。
事前に資料を渡され、精一杯至らぬ所を埋めようと調査日前夜資料を予習、復習を繰り返し頭に叩き込み、
自分では万全になったつもりで、事前に上司と打ち合わせしていた待ち合わせ場所へ向かう。
初めての日なので、教えて貰う事はすべて吸収しようと、メモを片手に緊張の中上司と合流する。
現場まで向かう車内、未知の世界をこれから初めて体験する緊張感とワクワク感が体を埋め尽くしていた事を覚えています。
車内では上司に、この界隈の事を丁寧に説明を受ける。
現場には約1時間半前に到着し、その隙間時間にやれる事、調査機材の調整や、車輛の整備などの説明を受け、
しっかりと準備万端にし現場に向かう。
前夜事前学習していた現場に初めて到着する。
これまでの報告書を頭に叩き込んでいたので、到着した瞬間にアパート、対象者号室、対象者車輛すべてが頭の中で
一致したときは素直に嬉しかった半面、報告書を小説感覚で読んでいたので、これはフィクションの世界ではなく、
これから自分たちが調査をし、シナリオを塗り固めていく現実なんだと理解する。
これから下見調査を行うとの説明を受けたので、上司にぴったりとアヒルの子のようについて行き、
仕事風景を観察をさせて頂いていました。
その時に驚いたのが、調査機材であるビデオカメラを取り出し、撮影をする素振りが素人の自分にはまったく見えず、
上司の背中が、ただそこらへんを歩く歩行者の用にしか見えなかった事です。
カメラも見えず、出す素振りも見えず、撮影している素振りも見えずただ歩いているだけに見えていて、
実はしっかりと現場風景の撮影を淡々とこなしていたのです。
その一部瞬間だけでも、ベテランの探偵とはここまですごいのかと、戦慄しました。
下見調査を終え、調査を開始する為の張り込みの位置取りなどの説明を受け、張り込み位置につくのでした。