浮気・不倫調査ブログ
・研修生の苦難-2
調査対象者の確認が難しい理由の一端をご理解いただけましたか?
関係者であれば毎日見ている、知っている人物なのでわかりますが、
では、知っている人物が極端な話、髪型やメイクを変えたら?男装したら?
普段の自分を変えているので、気づかない人の方が多いでしょう。
調査対象者を初めて観る調査員は、上記のような感覚に近いです。
なので、表情だけでなく、全体から得られる情報を整理して、調査対象者を確認するのです。
さて、調査対象者を確認した指導調査員と新人調査員は、追跡、つまり尾行を開始します。
気をつけるべきは「距離」です。
各調査員の尾行する距離自体が違いますが、ポイントとしては同じです。
・人ごみが近いのか、
・1人で歩いているのか、
・走っているのか、
・誰かと一緒に歩いているのか、
・歩行スピードは、
・周囲をよくみる人物なのか否か、
・繁華街なのか駅構内なのか、
・ラッシュ時間なのか否か、
・交通機関の込み具合は、
等々の様々状況で尾行する距離が変わってきます。
調査対象者の尾行を開始した、調査員達は、駅構内に入り、改札をくぐる。
ここで、新人調査員はそれほど人は多くないと尾行距離を開ける判断をする。
しかし、指導調査員は、調査対象者の直近ではないが、周りの人物にまぎれて少し近い位置に移動する。
そうです、発車時刻は1分前です。現状だと、ギリギリに駆け込み乗車をする可能性がある為、備えて距離を縮めたのです。
予想通り、駆け込み乗車をした調査対象者を確認した指導調査員は、乗車人数を考慮し、隣の車輛に乗車する。
もちろん、新人調査員は乗車に間に合わず、次発の電車で追うこととなった。
周囲の様々な情報から判断しなければならない難しさの一つです。
ここで調査対象者を逃してしまえば、どこに行かれるか分かりません。
あえて時間を教えないのも、次は確認しなければいけないことだと意識づける為の教育です。
調査対象者と不倫男性との接触を確認出来なかった新人調査員ですが、当人達は食事のため、
飲食街の居酒屋に入っている為、居酒屋から仕切り直しに鳴りました。